雪志野鉢揃

白い色がとても美しく、味わいのある美濃伝統の志野焼です。手造り手描きのため、形や色・絵の表情がひとつひとつ違います。使うほどに手放せなくなる逸品です。

志野焼は室町時代の茶人・志野宗信が美濃の陶工に命じて作らせたことから始まるとされています。可児市久々利から土岐市泉町久尻にかけて産出される、耐火温度が高く、焼き締りが少ない五斗蒔粘土やもぐさ土という鉄分の少ないやや紫色やピンク色がかった白土を使った素地に、志野釉（長石釉）と呼ばれる長石を砕いて精製した白釉を厚めにかけ、焼かれる焼き物は有名となりました。通常、釉肌には細かな肌理（きめ）の貫入や柚肌、小さな孔が多くあります。また、釉のかかりが少ない釉際や口縁では、赤みのある緋色の火色と呼ばれる景色が出ます。

●材質:陶器
●セット内容:大鉢(径23×8cm)×1、小鉢(13.2×12.4×5cm)×5
●本体重量:約2.5kg
●生産国:JPN

ASNK21105410